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私の好きなフィンランド話をしてみます。| #アンバサダーシップ推進

Moi! minä olen MURAI.
こんにちは、村井です。
 
今回は、私の“好き”の1つ、フィンランド(フィンランド共和国Republic of Finland)の話をしてみます。
 
昨今の世界情勢などにより、海外旅行から遠ざかっているフィンランド好き/ファン心理&行動の一例だと考え、最後まで温かい気持ちでお付き合いいただけますと幸いです。

私がフィンランドを好きになった理由


 2022年版世界幸福度ランキングで5年連続1位になった国、フィンランド。

 フィンランドと言うと、アルヴァ・アアルトやトーベ・ヤンソンなど世界的に有名なアーティストを連想する方が多い気がしますが、みなさんは何を思い浮かべますか?
 
ここ数年は、コーヒーの消費量の多さや暮らし方・働き方などがニュースで取り上げられたりしていますし、大自然の中で楽しむサウナ/ロウリュ文化も注目されていますよね。

あと、忘れてならないのは、12月にみんなが待っているあのお方、「サンタクロース」が住んでいる国でもあります。(ちなみに、私が高校時代に書いた自由研究論文のテーマは「サンタクロース」でした!)


・・・そんなフィンランドに、5年前の私はいました。
(格好をつけて言ってみましたが、単なる夏休みの旅行です…汗)

夕方過ぎのヘルシンキ大聖堂

 2017年に独立100周年を迎えたフィンランド。
私が大好きなマリメッコの限定アイテム発売やムーミン美術館のリニューアルを知り、「行くなら今だ!」と日本を出発。
早めの夏休みを取得して、旅行をしてきました。


 主にヘルシンキとタンペレ付近に滞在しましたが、とにかくどこに行っても楽しくて、何を食べても美味しくて、何なら何もせずに公園にレジャーシートを敷いて座っているだけでも癒されて…控えめに言っても最高!

どこからか飛んできて、気が付くと近寄ってくるカモメ。結構大きいです。


この旅では、入国時に空港でスーツケースを見失い(無事見つかりました!)、帰国時にパタゴニアのウインドブレーカー(新品)がホテルでなくなりホテルの総支配人と英語で一悶着(海外旅行保険が下りて、さらに新しいものを買いました!)…と不安な思いもしましたが、それらを帳消しにしてしまう位に、私にとっては素晴らしい時間でした!!
 
道に迷った時、顔を赤らめながら指先確認で丁寧に行先を教えてくれた若者たち。(お互いの視線は感じていても、こちらから話しかけるまでは良い感じの距離感で見守ってくれているような印象でした)
 
「Moi!」とフィンランド語で声を掛けて入店すると、「Moimoi!」と手を振って見送ってくれる律義なスタッフさんたち。
(Moi(モイ)≒こんにちは、Moimoi(モイモイ)≒またね、くらいの意味合い。この響き、カワイイですよね!)
 
抽象的で感覚的な言葉でしか表現できずに申し訳ないのですが、とにかく街も、人も、食も、時間の流れ方も、なぜか妙に自分にしっくりとくる
見上げた空の「青」に心が洗われる

加工無し。フィンランド・ヘルシンキの空の青です!


住み慣れた日本以外にこんな場所があるなんて…と感動し、フィンランドが大大大大大好きに!!
「次回はもっと長期滞在してみたい」と、独学でフィンランド語の勉強をしはじめていました。
 
しかーし。
のっぴきならない「私的な事情」と2019年末から続く「感染症」+現在の「世界的な事情」等が重なり、これが人生最初で(今のところは)最後のフィンランド旅行となってしまいました(´;ω;`)

“好き”への共感で、“好き”が再燃


 その後、「私の事情」の方が大分落ち着き、ようやく人間らしい生活を送れるようになった頃にInstagramで出会ったのが、こちらの書籍。 

『マイフィンランドルーティン100 北欧好きをこじらせた私が旅先で愛してやまないこと』と『北欧こじらせ日記』(著者:週末北欧部 chikaさん)です。


北欧好きをこじらせたという、chikaさんのフィンランドへの熱い思いと、5年前に訪れた懐かしいフィンランド情報に触れて感動!

しかも、著者のchikaさんはフィンランドで寿司職人になるべく、寿司学校で修業をしていたそうなのですが、その夢を今年実現したということを知り…これまた感動!!
 
“愛してやまないもの”があるって、素晴らしい!
“私も、やっぱりフィンランドが好き!また行きたい!”と奮起。
chikaさんの“好き”への共感で、私の“好き”が再燃しました。
 
そして、“そうだ、私も自分のフィンランド“好き”を発信してみよう!
アンバサダーラボのnoteで語れば、アンバサダーシップ※推進にもなるかもしれないし…♪“と思い、今この投稿をしている次第です。

※アンバサダーシップ=自分の「好き」を公言したり、楽しみ方を共有したり、
おすすめしたりして、世の中に「好き」の輪を拡げること。
私・村井の造語でして、名刺の肩書に入れていたこともあります。

 
そして、そして。
chikaさんに共感してから、自宅でできる「フィンランドルーティン」をはじめました。
フィンランドに関するモノ・コト・情報などに触れることで、自分の中のフィンランド成分を補給するルーティンです。

具体例)
・フィンランドで撮った写真をスライドショーで楽しむ 
・ムーミン美術館で購入したArabiaのムーミンマグでカフェラテを飲む
・フィンランド政府観光局や駐日フィンランド大使館、フィンエアーといったフィンランド関係のTwitterをチェックし「moi(もい)」と心で挨拶する  
・Instagramでフィンパトする(#検索)
・marimmekoのアイテムを身に着けたり、Finlaysonのファブリックに触れたりして気分を上げる
・パン屋さんに行ったら、シナモンロールを買う
・フィンランドに興味のありそうな友達に、フィンランドネタを振る…等々

 現状は、フィンランド関連のモノ・コト・情報を消費するだけなので、今後は例えばシナモンロールを手作りするとか、今回の様にSNSで情報発信をするとか、無理のない範囲で【消費→生産する】ようなことができたらいいなぁと考えています。

自分の“好き”を育てる! “好きだから、〇〇したい” 

 
上述の「ルーティン」は、マーケティング用語で言うと「リテンション」
に近いのでしょうか。
「推し活」とも微妙に違う気がしますし、どこか自主トレのような気もしていますので、「自主リテンション」ということにしておきます(笑)。
 
前述の活動以外にも、地図やガイドブックをひろげて見たり、食器や雑貨を収集したり、“フィンランドが好きだから、〇〇してみたい”というその瞬間のキモチを大切にしています。
 
>フィンランド好きの皆さん、旅行好きの皆さん。
なかなか以前のようには海外旅行に行けない今の状況を乗り切るために、ご自身で何か“好き”のリテンション活動はしていますか?

もし、何もしていない方がいたら。
私のように、“好き”だと感じたことすら忘れてしまっている人がいたら…。
気兼ねなく、自由に旅に出ることができるその時まで、自分に合ったスタイルで、“好き”を育ててみてはいかがでしょうか。
 
最後に。
昨今の穏やかではない世界情勢を目の当たりにしながら、
・自らが好きなモノを好きと言い、「アンバサダーシップ」を推進すること
・「アンバサダーマーケティング」を通じて、世の中に“好き”というポジティブな気持ちの輪を拡げること
(ネガティブは消せないけれど、ポジティブは増やせる!はず)

今の自分にできることで、明日の平和に1ミリでもいいから貢献したい。
世界中の誰もが、自分の好きなモノを好きだと憚らずに言える世の中をつくりたい。そんな気持ちで、私の好きなフィンランド話をしてみました。
(”好き”⇒”平和”の論理の飛躍っぷりは、ご容赦ください…汗)


ムーミン美術館の帰りに休憩させてもらった広場の景色。

 
それでは、今日はこの辺で。
Kiitos!Nähdään myöhemmin!


【追記】
note旅行・おでかけカテゴリで、紹介していただきました!
(一番最後の記事です)
ありがとうございます!!


すべてのブランドに、アンバサダーを。

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