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アンバサダープログラムで、求められるのは「深く、質を高める」こと。

アンバサダーサミット2019のセッションレポートラストです!
ディスカッションはデルの横塚さんとアシックスの松岡さん、そしてAMNから赤澤です。

赤澤)
お二人はアンバサダープログラム単体だけではなく、全体のマーケプランの一環としてやられている。同じようなやり方で成果を出されている。
アーンドとペイドの組み合わせの可能性についてのことをお伺いできれば。
我々がアンバサダープログラムをやっていて、ペイドでも活用しましょうよ、ってお話をしたときに。マスの部署と話が合わないからコラボが難しいといったことがあるのだが、「マス」と「ひとり」に向けた施策/コミュニケーションの担当者は分けるべきか?

横塚氏)
マスとひとりの施策を分けているか、というと明確に分けている。
一担当者一担当者、被りがある役割がない。
担当者に求めているものが深く、下に入っていけるかを求めているので分けている。
部署もマスもアンバサダーの施策も同じ部署でやっているので、ひとつ全体をみるというのが自分の役割でもある。

松岡氏)
現状は分けておらず、マスもアンバサダーもひとりで上長と一緒にやっている。理想としてはマスとアンバサダーをつなぐものをしっかり立てて、マスとアンバサダーそれぞれ担当者をつけるのが理想の形だと思う。

赤澤)
現状横塚さんのところでは分けているということだが、理想的にはどうなのか?

横塚氏)
私は100%分けるべきだと思っている。
リソース的の問題でひとりになるのはしょうがない。
リソースがあるのならば、深く掘ることは求められるので分けるべき
兼業してしまうと、考えることが半分になってしまう。時間が取れなくなる。とにかく担当者にやってもらうのは究極の深さ

赤澤)
上で統括するのは横塚さんがいらっしゃってということ。
横塚氏)
そういうことで、担当者としては下に掘って、そこをつなげる役割が部署をリードする人。縦と横でで交わるようにしてあげるのは必要。

赤澤)
松岡さんはお一人でやられているとのことだったが、苦労されていることはあるか?

松岡氏)
大きなシューズの立ち上がりが年に2回春夏と秋冬。
立ち上がりの準備の前に、アンバサダーのことと、マスのことを考えなければいけず、先ほど横塚さんがおっしゃるような深さが足りない部分もあるので、分けたほうが理想だと言える。

赤澤)
次の質問でペイドメディアと アーンドの組み合わせで、アンバサダーのクチコミをアッパーパネルに当てていくのは重要だと思うが、どう考えるか?

横塚氏)
アッパーパネルを何と定義するかによるが、我々の今の考えをアッパーパネルをリーチとしている。
なので、アンバサダーが書いてくれた記事をSNSの中で流していく、というのはやっている。これによって、SNSで記事をよく見てもらえるようにしている。

赤澤)
クチコミは人からヒトへ伝わるから効果が高いんだと言われているが、メディアを解すことによって効果に差はあると思われるか?
横塚氏)
私はそれはないと思う。人からヒトへはクチコミは確信力が高い。だけど、それがメディアは運び屋なので、メディアに載せることで単に配信しているだけなので、信用力が落ちるということはないと思う。
それが意図的に編集されたら、それは違うが。
赤澤)
発信主体の信用力が大切ということ。松岡さんはクチコミをアッパーパネルにぶつけるのは有効?
松岡 氏)
私も有効だと思っている。もともと、ある活推進部の立ち上げの背景がアシックスウォーキングを持っていらっしゃた方だけではなく、他社の製品も、心地よい履き心地を求めていらっしゃる方々へ向けて立ち上げたので、有効と思う。
赤澤)
クチコミを潜在層に当てて、態度変容を促す感じということですね。
次の質問で、クチコミをひとくリーチさせるために有効なペイドメディアは?現状は、横塚さんはユーザーのクチコミをSNSを使って広めている。どういった形でPaidを活用していくのがいいか?
横塚氏)
現状アンバサダーのクチコミをリーチさせるためには、SNS中心で拡散させている。
例えば、地方に行ったときにリーチは小さいが、ラジオでそれをいうとか、今はSNSだけでしかやっていないが、このクチコミをどうやって世の中に拡散していくかは考えている。今後また言える時があると思う。
赤澤)
松岡さんは、ご紹介いただいたなかだと潜在層にリーチさせるのがアシックスウォーキングのアンバサダーではない人に読んで潜在層にアシックスウォーキングの魅力を伝えるという活動をされていたと思うが、何か学びはあった?


松岡氏)
他社さんとコラボすることで、自社だけでは得られない人との出会いがあって、そこである活のことを知ってもらって喜んでもらえた。
赤澤)
実際にユーザーになったみたいな人はいるのか?
松岡氏)
お買い上げはまだわからないが、会員登録はしていただいた。
赤澤)
徳力がよくいうアンバサダーの方にTVCMに出てもらって、アンバサダーの方に製品の理想の良さを語ってもらったら理想だな、と、やる意味はあると思うか?
横塚氏)やらないです。笑


TVCMはリーチでどういう風にして、いろんな人が見ると思う。最初のイメージの入り口。リテールに入りすぎているもクリエイティブよりかは、私たちが考えているのはコンセプトレベルでどう伝えていけるのかを期待している。
赤澤)
TVCMでjはブランディングや、イメージによったものをしていくということ。クチコミによってブランディングしていくことは可能か。
横塚氏)
今実際に、クチコミでいくつかのことは出来上がってきている。イメージレベルで「低価格・男性向け」と過去に言われていたことが少しずつ変わってきている。かっこいいとか、使ってみたい、社員が熱いとか。アンバサダープログラムを通して、何かしら拡散できていると思う。
赤澤)
松岡さんはアシックスさんでアンバサダーをTVCMで使うのは?
松岡氏)
有無かで行ったら、ありだと思う。やはり、テレビの影響力、リーチは強いので、そういうところで可能性があるかなと。
赤澤)
もともと、ある活推進部が、商品よりももう少しコンセプトによっているのでそういうところでんもTVCMにも向いているのかもしれない。
松岡氏)
あえて、アシックスウォーキングアンバサダーではなく、ある且つ推進部というところを前に出しておりますので、そう行ったところでテレビとかの媒体も使って啓蒙的なことで広めていくのはアリ。

====本日の朝ドラ
千春ちゃんの話がでてきましたね。。見つかるといいな・・・
それにしてもなつは誰と恋に落ちるんだろう・・・?

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