
結果の提示ではなく、プロセスの開示が大切
皆さん、こんにちは。アジャイルメディア・ネットワークの出口です。今回はファンやアンバサダーの“好き”を加速するにはどうすれば良いのかについてご紹介したいと思います。
まず、アンバサダーの活性化には以下の3つのポイントがあります。
①は前回の記事でもご紹介している通り、共感を生み出していくにはキャンペーンなどで増幅させたクチコミではなく、ファンが日常的に投稿してくれるクチコミ(自然投稿)をどうやって増やしていくかが大切です。
②はコミュニケーションをする上では相手を知るという基本です。ファンを理解し、寄り添うべく、まずはとにかく傾聴。そして、会話によって活性化のヒントを見つける。
③はファンの声を様々な形で自社のマーケティング活動の中で活用するということです。そうすることでファンのモチベーションを高めつつ、ブランドを共創していくパートナーとしての関係性を構築する。
また、アンバサダーのマーケティング活用における変化として、以下を前提に考えた場合、
情報伝搬は、企業発信から生活者発信へ。
マーケティングは、スクラッチ型からストック型へ。
コミュニケーションは、ターゲットからパートナーへ。
企業やブランドが作り、発信されたストーリーを広げてもらうではなく、体験価値に基づいたファン自身による物語の可視化が大切になります。
つまり、そのために最も重要なことは、結果の提示ではなく、プロセスの開示です。
企業のマーケティング活動に関わってもらう(プロセスを開示し、一緒に考え、アウトプットを促していく)ことで、自分ゴト化し、自発的な活性化のサイクルを生み出していく。
そうすることで、ファンの力は企業やブランドにとって、とても大きなものへと変わるはずです。
“好き”やファン・アンバサダーについての社内勉強会やディスカッションのご希望、アンバサダープログラムに関することなど、何かございましたら以下のお問い合わせフォームもしくは、私のSNSヘお気軽にご連絡をいただければと思います。
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