#cectokyo の「熱狂的なファンの生まれかた、育ちかた、」公開抜粋メモです。
いってまいりました〜
そして、こちらは、すごいありがたいセッションでした・・・!
それにしても、野球選手と、横塚さんと、田口さんというすごいお顔ぶれです。。
セッションは3つのお題に沿って進んでいきました。
1、ファンが生まれるきっかけ
サンリオ田口さん:
物心つく前からサンリオの商品に囲まれていた、という人が多いが、それは入り口だと思っている。
そこからファンになるには、ピューロランドにいった思い出が忘れられない、キティちゃんにハグされた!とか一線を超えた体験が必要。
そして、サンリオのおかげで友達が増えたとか、そういういい思い出と一緒にファンが増えていく。
デル横塚さん:
アンバサダーとデルは結びつきがなかった。
5年前からある一定の量を超えると新規のお客さんがとれなくなることがわかった。
今までの投資の過去データを全て集めて、何が効果的で意味がないのかを出した。
最終的な答えは、短期的な投資ではなく、中長期的な投資にした方が効果が取れる、ということ。
そこで2つのことを始めた。
1、マスの再開
→昔までやっていたCMを再開させた。
2、アンバサダープログラム
中長期的なコミュニケーションに投資をしていきましょう、となった。
最初は、アンバサダーを始めて200人にリーチします、SNSで拡散します、をどう証明する?と思ったし、200人にリーチをしたいのであればテレビでマスを打てば良いと思った。それがリーチだと思っていたが、
リーチには重みがあると考え直した。
中長期的なエンゲージメントにはリーチと質を考えて行った方が良い。
1リーチを重くするための仕組みを考えた。
2、ファンと持続的な関係性を築くには
サンリオ田口さん:
【みんな仲良く】がサンリオの企業理念であり、昔からサンリオのお店は物を売るのではなく、話したり、体験をしてもらう場所という意味を持っていた。ファンとの交流をしていく、ふれあいを増やし、絆を増やしていく、それが根源にありピューロランドを設立した。
時代の流れとともに、デジタルも増えてきた。
リアルの場も大切にしているが、手間も時間もかかるのでそれを補う形でデジタルの部分も増やしている。
キャラクター大賞のライブ配信などで、ファンの人がその場にいなくてもサンリオのイベントに参加しているんだ、といってくれる。
デル横塚さん:
今までのビジネスは全てダイレクト型。
お金にならない、数字にならないことは無というカルチャーだった。
中長期的なアクティビティを見るために、ブランドのヘルススコアと利益のデータなどを見て相関関係をウォッチしている。
全国に年3回のサーベイをし、統計的に分析をし数値に落とし証明している。
それに加え、実際にやっているアンバサダーがどのように影響しているのかも見ていて、
アンバサダーに登録して、実際に購入したか、
利益率も見るようにしている。
Q→別のPCとの差があまりないのでは?と思うところもあるが、アンバサダーで売り上げを作っていくには?
デル横塚さん:
仕掛けは色々あって、1つはフラグシップモデルのPCの無料モニター。
実際に体験してもらい、ストーリーを作り、選ばれる一台にするようにしている。
企業としても、どうしてなぜ、この1台を発明したのかも説明しているようにし、イベントなどでは帰るときは満足度が99%になっている。
サンリオ田口さん:
サンリオでもポムポムプリンとピューロランドアンバサダーをやっている。
ピューロアンバサダーでは1人のアンバサダーがお友達を連れてきてくれて、1人のアンバサダーが5人くらいを連れてきてくれていて、新規のお客さんを連れてきてくれる可能性がある。
3、これからの時代のファンと企業のあり方
サンリオ田口さん:
これからはお客さんと一緒に体験を作っていくのが重要だと思っている。
デル横塚さん:
マーケティングチームがアンバサダープログラムを企画はしているが、50名のアンバサダーに対して30名の他の部からの社員がきてくれる。
一番最初は、本当に不安な気持ちで吐きそうで、誰も助けてくれない状況があった。
しかし、今はアンバサダーとの時間に意義があると思ってくれる人が多くなり、協力してくれる人が増えた。アンバサダーも大切ではあるが、社内の人をつなげていくのが重要で、社員も大切にしていくのが企業のあり方かと思っている。
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とっても豪華なカンファレンスで個人的にも学びがありました・・・
動画の使い方や、証明の表現の仕方・・・
外部の方にも頼まれているのかしら・・・羨ましいなぁ・・・!