お店もECもその後でもお客さんとつがなる、中川政七商店さん
お店のお話、最近気になるところであります。
スクランブルスクエア、先日行って参りましたよ。
その時は中川政七商店さん見られていないのですが、
カスタマーダイアリー目線でのお店の設計のお話が面白かったです。
お店に行く時って実は「スッと」入ることもあるし、
絶対あそこのお店であれば期待以上の商品があるし、と言う期待など。
雰囲気でのお誘いも必要ではありますが、きっと期待があるお店の方が繋がりは深い気がします。
そんな中川政七商店さんはあえて、複雑にした店内構造にしてブランドのコンセプトや色を押し出している店内になっているとのことでした。
お店の作り全体で「この角を曲がったら何があるんだろう?」というワクワク感につなげたかったというのがひとつ。
また、「現代小売業に対する反骨精神」と言うと表現が強すぎるんですが、最近、お店がつまらなくなっているなと。「なるべくコストを下げよう」「レイアウト変更がしやすいように」というような流れが、ともすると、お店が楽しくなる場であるという濃度を事業者が相対的に薄めているのではと。その結果、来てくれた人に対して店側の覚悟が伝わってこないという一面もあると思っていまして、強い覚悟をもとにあえてこうした設計にしました。リスクを減らすという考えから覚悟は伝わるはずもありませんから、伝えるためにも積極的にリスクを取ることにしました。
そして、お店の規模は130坪と言うことでって結構な覚悟・・・
たくさんの店舗を構えられている中川さんですが、
既存の商品陳列×接客で伝えきれていないジレンマがあるとのこと。
お店という場があっても十分でない場合がありますよね。
かといって、ECだけでは不十分な部分もあり、
お客さんとのどれだけ接点や繋がりを持ち続けるのか
想起してもらい続けるのか、も考えるべき点ですよね。
その月にいちばんオススメの商品写真を使った美しいビジュアルとカレンダーとしての機能、裏側には「このタイミングで新商品が投入されます」という作りです。「より深く伝える」はもちろん、次にどういう商品が投入されるとかわかると、「つながり続ける」のヒントにもなるな、と。
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生活の中で馴染めば馴染むほど、ブランドのことは忘れてほしいなと私は思っているんです。使い心地が良くなれば良くなるほど
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でも、完全に矛盾するんですけれど、ブランドのことを毎日思い出してほしいんですよね。ただ、思い出してもらう箇所は、プロダクトに込めた思いとは別のところで作ってもいいのかなと。
ECサイトで買い物をしたことがないのですが
購入したらカレンダーついてくるんですか・・・?!素敵だ。
これもカスタマーダイアリーの要因の1つとのことでした。
こうやって丁寧な全てを含めた接客をされていると、お客さんも嬉しいのだろうなぁ。。
====本日の朝ドラ
予告で聞いたあの言葉がついに・・・!////