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サンリオの小巻さんの #プロフェッショナル仕事の流儀 に感動しましたというお話。

事前に教えていただいて観たのですが
久々にプロフェッショナル見たら・・・感動しちゃいました。。
今回はサンリオエンターテイメントの社長の小巻さんの回でした。
贔屓目なしで、現状の何かマネージャーや経営者の方はぜひ見ていただきたいーーーー
こういった方の元で働ける社員さんは幸せですよ・・・!
NHKの予告動画はこちら
ご興味ございましたら、先週が放送でしたが
再放送が本日、12月17日(月)深夜0:20〜ございますので是非に。


内容は、5年前には危機的状況だったピューロランドをV字回復させた要素と、小巻さん自身のパーソナルな部分にフォーカスをあてていました。
私的にキーワードだな、と思ったことと、いくつか本のこととも合わせて更新させて頂きます。

1、対話能力と実行力


おそらく、今まで私がイメージしていた「対話」は小巻さんのいっている対話ではなかったです。
私が今までやっていたのは、ただの一方通行の会話だったのかもなぁと。

会社は人だと思っている」という言葉をはじめに伝えられていて、
人の本質は”感情”なので、誰だか分からない人と働くことはできない
と言われていました。
(これを聞いて少し戦々恐々としてしまう方々はいそうですが笑)
本の中で語られたことも含めますが、
こうした社員さんとの対話の中で
ピューロランドのどこが好き?」「キャラクターだと何が好き?」と
ポジティブなことが答えられるようなお題を用意し、その人の理解を深めていくそうです。
そこからお互いの理解があった上で、5年前の”危機的状況”と言われていた時期に
ピューロランドをどうすれば良いと思う?という対話をした際に
ダーゲットを大人の女性に変えるといいと思う」という意見を多く聞き出し、それを実行されたそうです。
対話→実行の流れを造られているのは、小巻さんの信念を感じるところでした。
そしてそれを自分だけで実行するのではなく、
”信じて任せてみて聞いてみる”スタッフを信じて」
とのことです・・・・
そして結果、今の業績を生み出しているのはすごいですよね。
一見、「いや、対話したって、アルバイトや社員から何か聞いたって業績に直結することないじゃん」と考えちゃいそうですものね。
社員からすると、話を聞いてもらっている、との感覚は1つの会社で働いている身からしてもあるべき姿なのでは?と思っております。
(羨ましいぃ😂)

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2、感謝の言葉を言葉で伝える


テレビの中では承認していることを〜的な文脈でしたが敢えて感謝の言葉と言い換えさせて頂きますが、
なにかうまく行かないことがあっても
「そのような状況の中で有難うございます。」ということを相手方に伝えている、とのことでした。
伝え方って難しいな、と感じる場面が多くありますよね。
お互い全力で頑張っているはずなのになぜか伝わらない、
向いている方向は同じなのに何故だろう?と場面があるときに
こういった気持ちを伝えていないんじゃないかな、と改めて自戒いたしました。
「その人を知り、信じ。花を咲かせること。些細なことでも全力で褒め、目に止めること。」
と言われていまして。
いやーこれ全社員が実行できたらより良い会社になりますよね。
何より、頼みやすい、頼まれやすいサイクルが生まれそうです。

3、貪欲にディティールに拘る姿勢


ピューロランドでは、パーク限定の商品を取り揃えていらっしゃいます。
そのグッズも小巻さんチェックなさっていらっしゃるようでしたし、イベントの告知のポスターもキャラクター同士が共存する一枚の写真にするべく背景を理解しながら語られていました
God is in detailとはよくいったものですが、「ここもう少し長くしてみたら?」ということまでお話しされていました。
社員さんとの時間も大切にされているのを語られているためそこまでやられているイメージがなかったのですが
お客さんが実際にキャラクターを持ち帰られるのがお土産ですからね、ファンとしてはありがたい限りのお話です。


私はまだ下っ端なので、経営することや、誰かをマネジメントすることは経験がないです。
けれど、この対話する文脈や相手に敬意を持って接すること、お客様の手に渡るものは可能な限りのベストを尽くすこと。言葉にするのは簡単ですし、「いやできてるし」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが。
なかなかうまい具合にできないのが、人ですよね。

しかし、小巻さんの優しいエピソードとストイックなエピソードを聞くと
同じようなことはまるっきりできないかもしれないけれど、
私にもなにかできることがある気がする・・・と希望を抱いています。
(小巻さんのように”お試しで”って言葉使おうと思っています笑)
しかも、ちょうどもっと社内のブランディングちゃんとやりたい(してほしいなぁ)と思っていたところなのですが、どのように説明をすれば良いのか微妙だったのですごい背中をおされた気がします・・・!

本の中で好きなエピソードがあるのですが、
ある日、サンリオの辻社長にピューロランドのイベントのことでダメ出しがきました。
ただ、社員的にはうまくいっていると思っているし、お客さんの反応も良い。
なので社員に相談をしてお客様の満足度の調査をし、それを数値化し辻社長に「確かに改善の余地はあるかもしれませんが、実際のデータやお客様のSNSでの声からの満足度は高いです、やらせてもらえませんか?」とご説明されたそうです。
そして辻社長が「みんながそれでいいならやってみたら」と言われるのですが、
今までのステレオタイプの働き方ですと「うわ、辻社長に言われてしまったので改善しないと!」と時間はないけどマンパワーで解決しよう、と
なるところを、社員の声やお客様の声からボトムアップをされているのです。
そして本質をしっかりついている。
このことを小巻さんは会社という「森」をみて、社員という「木々」もみて守るべきものと向き合うタフさを持っていたい。
そう書かれていました。これが本質ですよね。

そしてまぁ、弊社の関係あるところも少しですが本の中でピューロアンバサダーのことについて語られているところがありまして。
NPS調査をずっとされているのですが、そこでのアンバサダーの方々への感謝の気持ちが綴られています。
(めちゃ内部の話ではありますが、NPS調査も数値ではなく、アンバサダーの皆さんの発言の推移を定点観測されているんです・・・)
っていう本当に、社内にも社外にも本当に真摯にされているんですよね。

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いろいろと勉強になるところ、そして胸が痛い、でも励まされる、そんな番組でした!
余談ですが、個人的にはピューロランドアンバサダーを担当されていた、志賀さんが出てるのをみてニヤニヤしておりました。
うぉ〜志賀さぁぁん!と笑笑

本日はここまで!



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