~友人・パートナー~\ラボQ&A/「アンバサダー」とは?(第1回 吉田さん)
新企画\ラボQ&A/をはじめます。
こんにちは、村井です。
弊社AMNでは “企業やブランドに積極的に関わり、自発的に発言・推奨してくれるような熱量の高いファン”のことを「アンバサダー」と定義して、
「アンバサダー」を軸としたマーケティング支援を行っています。
「アンバサダーって、何?」
「アンバサダーって、どういう人?」
「インフルエンサーとどう違うの?」
公私問わず、何度聞かれたかわからない、この手の質問。
後輩のクレデンを横で聞いていて、「その説明、わかりやすい(今度真似しよう)!」と感じたり、訪問先で「弊社でいうと、アンバサダーってこういう人たちのことですかね?」と聞き返されて「まさに、そういうことです!」とメモしたくなる回答が来たりすることが多々ありました。
語り手の視点や状況、想い等が加わることで、「アンバサダーとは?」に対する回答・正解はひとつではないことが、個人的にとても興味深く。
私がAMNで長く働いている理由のひとつになっている気がしています。
そこで、入社11年目の私が聞かれ続けてきた(今後も聞かれ続けられるであろう)この質問を、今度は誰かに聞いてみたい!聞いてみよう!ということで、インタビューをはじめることにしました。
近い将来、ゆくゆくは社外の方にもお話を聞きにいくことができたらいいなぁと妄想しながら、まずは日頃アンバサダーマーケティングに携わっている身近な人たち(AMN社員)にインタビューしていきます!
記念すべき第1回目はマーケティング部 吉田さん
身近も身近。私と同じマーケティング部で働く、吉田さえ子さん。
ざっくり、こんな方です。
※「マイアンバサダー」というのはAMNの社内用語/造語で、社員一人一人がアンバサダーだと自負し、興味・関心・愛情を注ぐ対象のこと
●吉田さんのTwitter
動物好きの吉田さん。
ゆくゆくは、身に着けたマーケティングの知識を活かして、保護犬や保護猫の存在を広く知ってもらい、ペットショップで動物を「買う」という選択肢以外のものを日本に根付かせる活動をしたいそうです。
吉田さんにとってのアンバサダーは「友人」「パートナー」
※このインタビューはオンラインで実施しました
(以下、吉田さん=Y 村井=M )
M:早速、質問に入りますね。
私たちAMNでは「企業やブランドとつながり、自発的にクチコミや推奨をしてくれる熱量高いファン」のことをアンバサダーと定義していますが、吉田さんはアンバサダーってどういう人のことだと思いますか?
吉田さんにとっての「アンバサダーとは?」を教えてください。
Y:「友人」じゃないですかねぇ。
M:「友人」?
Y:「パートナー」とか「友人」とかいう言葉が合うのではと思いました。
でも、「友人」だと近すぎるかな。「パートナー」かなぁ。
M:どうして「友人」なんですか?
Y:「友人」とか「パートナー」だったら話を聞くのは当たり前で、その人が「これについてこうなんじゃない?」って言ったことについて考えるのは普通のことかなと思います。
なおかつ、友人関係でパートナーみたいな雰囲気であれば、信頼関係があって。
(その人に)おすすめされる商品とかも信じて購入できたりするんじゃないかと思うので、「パートナー」とか「友人」っていう言葉が合うんじゃないかなと思っています。
(企業やブランドで言えば)働いている方々も「友人」であり「パートナー」なんじゃないかと感じています。
M:なるほど。吉田さんの身の回りに、そういうアンバサダー的な人はいますか?
例えば、吉田さんの「パートナー」として、趣味のサイクリングを教えてくれる人とか。
Y:推奨するっていうよりは、サイクリングについて一緒に楽しんでくれるのは、家族(パートナー)です。
お店探しだけではなく、リフレッシュも一緒にしてくれて、新しいことを一緒にやってくれる存在です。
M:吉田さんの“好き”を深めるとか、増やすみたいな感じでしょうか?
Y:そうですね。
M:具体的に影響を受けたことってありますか?
おすすめされた場所に行ったとか、何か買ったとか。
Y:基本、体験価値になるんですが、サイクリング自体パートナーに勧められて始めました。
今まで手段として選択してこなかった自転車が手に入ったので一緒にやってみよう!ということと、コロナが蔓延してきた時に、頻繁に行っていた旅行にいけなくなりました。
そこでマイクロツーリズムという概念を紹介してくれて、もう少し自分たちの近くを体験してみよう!とこれが始めたきっかけですね。
目的地なんかは、週末になってくるとこの土日はサイクリングでどこへ行こうか、どこの道を通ろうかな?と話し合ってます。
M:いいですねぇ。楽しそう。素敵エピソードいただきました笑!
「サイクリング」で楽しいことはなんでしょうか。
Y:1番はやっぱり気軽さですね。
車だと見つけられない、お店・道にばったり出会したり、徒歩だと遠すぎるところにすぐに着けたり。
今まで自転車を活用してなかったのが悔やまれますね笑
(吉田さん提供写真:「サイクリング中にふと見つけた古道具屋さんで見つけた、デミジョンボトルと、古板」)
M:たしかに!自転車って身軽で便利ですね。
自動車よりエコで、地球にやさしいし! (いいなぁ~、自転車)
ええと…そして話は戻りまして、誰かの影響を受ける側ではなくて、
吉田さん自身がアンバサダーになるような経験をしたことはありますか?
Y:あります。
習慣にしてくれたっていう話なんですけど…「手洗い・うがい」です。
(入社前)カナダにいた時の話ですが、なんかみんな向こうの生活が長いと全然「手洗い・うがい」してくれないんですよ!(またはしないんですけど。。)
「手洗い・うがい」して欲しいな、って。譲れなかったですね。笑笑
私の個人的な考えとしては、家に帰ったらまず「手洗い・うがい」するのが当たり前でルーティンなのかな、って。
M:そうですね。
Y:でも、(あっちの)みんなは色々なことをやってから「手洗い・うがい」をするんですよね。
M:で、一番最後になっちゃう?
Y:そうです。
冷蔵庫にものをいれてからとか、窓を開けてからになっちゃうから、まずは「手洗い・うがいしよ~!」って言って、みんなを教育したことはめっちゃありますねぇ。
みんなが勝手に歌を作って歌っていたくらい、「手洗い・うがい」したほうがいいよ!ってめっちゃ言ってました笑。
今思うと、めちゃくちゃアンバサダー的な活動でしたね。
M:今コロナ禍でそのカナダにいる人たちは、吉田さんの啓蒙活動に感謝しているかもしれないですね。
Y:あははははは。そうだといいですね。
感想雑記
新企画\ラボQ&A/はいかがでしたでしょうか。
不慣れなインタビュアー体験に緊張しましたが、私自身は楽しい時間となりました。(吉田さんもそうであることを祈ります)
吉田さんに「最後に、アンバサダーラボのnote読者にひとことメッセージを下さい」と聞くと、「これからもよろしくお願いします、で」と吉田さんらしい?控えめな言葉が返ってきました。
旦那様のおすすめではじめたという「サイクリング」の話も、カナダ時代の「手洗い・うがい」啓蒙の話も、吉田さんと深い信頼でつながっている「パートナー」だからこそのエピソードだったように思います。
次回も、どうぞお楽しみに!