#社会人1年目の私へ
ちょっと最近レポートが続いていて息切れしそうなので笑(内容はもちろん素晴らしいですが濃いので)
箸休めでnoteの募集にチャレンジしてみよう。と思います。
弊社にも新卒が入りまして、ちょっとその頃のことを思い出しながら〜。
話しながら、えーまじ記憶ない・・・笑
「本当ですか?!!!嬉しいです!!!」
そうやって最終面接の連絡が来たのは大学からの帰り道、
横浜駅、湘南新宿ラインから京浜東北線に乗り換えようとしている時の
自動販売機の前だったのを鮮明に覚えている。
最終面接までこられればこちらのもんだと、
そして運よく、私は志望の広告の会社に入れた。
憧れていた人がいたから、その人と一緒に仕事をしたかったのだ。
晴れて社会人万歳!大学卒業!両親謝謝!!
入社当日はあまり緊張しなかった、
緊張マックスになったのは配属先での初日の挨拶だった。
インターンもしていたので、私は”溶け込める”と思っていたのものが、なんだか頭が回らず、
私の前に自己紹介をした同僚の「初心を忘れず頑張ります」をそのままパクってしまった。
やってしまったー・・・。
そんなちょっと気まずい滑り出しから、日々は超特急に過ぎていく。
初めての会社の上司、先輩、資料作り、準備、本番、仕上げ、精算、粗利、売り上げ・・・・。
挙げだしたらキリがないが、全てが初めてで必死だった。
具体的なことがあまり言えないのが、1年目の記憶はほぼない。ということ。
嫌なこともたくさんあった。
嬉しいことも充実したことがあった。気がする笑
とにかく、私は来る日も来る日も会社に行って、新しい世界を学んだ。
仕事の内容を学ぶ、というより世界を学んだことに等しい感覚だった。
好きだったCMを仕事にでき、それの裏側を知ることができ、学び、実践でき、それをTVで流すことができた。
お金を稼いで、使い方を学んで、何に使うか、どう使うかを初めて真剣に悩み選択することができた。
1年目というブランドと好奇心はずっと振り子で心の中でバランスをとっていた。
いつの間にか1年目、
年末がそろそろという11月頃。初めての一人仕事が舞い込んだ。
割と早い時期にチャンスがきたな、なんて感じていたらいつの間にか終わっていた。
おおー早い。今でもその動画は検索してたまに見ている。
何回見ても可愛いし、いいものに携われた。
初めての仕事は、絶対的な存在で、揺るがないものになる。
ムカつく上司もいたし、面白い人もいたし、なんか変なことに巻き込まれそうになった時も、なんだかすごく大きなカメラと照明に囲まれて。
そんな感じで1年目は終わっていく。
そこから低迷・瞑想(迷走)期もありつつ、初めての世界を毎度更新しながら、
その会社は辞めて夢であったカナダで生活し、また新しい世界を学んで技術にするために違う会社に入り直した。転職1年目。
昔から変わらない思いがある。
少し時は戻るけれど、大学の時に第一志望の練習にと適当な会社を何社か受けたことがある。
その時のグループワークで勤めていらっしゃる方が
「同僚が会社を辞めようと悩んでいる、あなたならどうする?」
と、問われたことがある。
他の皆さんが「引き止める」「分からない」と回答した中、
私だけ「辞めていいと思う」と考えを示した。
「たくさん話して考えて、辞めたいと思っているのだし、それなら辞めた方がその人のためになると思う」
と言ったらその勤め人の方が
「それならあなたは人参が嫌いだ、と言っている人にいいよ、人参食べなくても、というのですか?引きとめないのですか?
ずっと嫌いなまま生きていけばいいと考えていらっしゃるのですか?僕はそう思いません」
「辞めようと思っているなら引きとめて、一緒にいてあげます」
と言われたことが印象に残っている。
なんで人参嫌いと、同僚が辞める話を同じテーブルに並べているんだろう?と思うが、その時は答えられない。
もちろんその会社は落ちた。そんなことは帰り道から知っているのにわざわざメールを有難うと思った記憶がある。
私の答えは今でも変わっていない。
辞めたいならばやめればいい、と思うし。続けたいなら続ければいい、と思っている。(これはペーペーの思想というのは重々承知!)
意見を言いたいと思って口を動かしたら声が出るし、言葉がでなければ真摯にメールも打てる。
なんでもできる。はず。
自分の意思というのは一番自分が大切にしてあげなければ。
社会人一年目の私は、この仕事をずっと続けるのは私ではない、と自覚する時がくる。違うことに挑戦したい気持ちがどんどん芽生えていく。そして3年目でその会社を辞めることになる。
後腐れなく会社を辞める、というのはその年齢では無理かもしれないけれど、私はきちんと説明して、辞めることを選んだ。半年間説得された期間を自分を曲げれず、私は辞める。
未来の視点から言ってるから、上から目線にどうしても聞こえてしまうかもしれないけれど。大丈夫。
1年目に感じたことを、私は大切にしている。
ひとつだけアドバイスできるのであれば、日記を一行でも毎日書くといいかな、
こうやって未来でその時の思いを掬えるから〜!
(オバショット)
===本日の朝ドラ
貫地谷さんいいのと、
麒麟の川島さんのセリフと、割とキャラとマッチしているのがみていて楽しくなりますね